2013年10月23日水曜日

アーロンチェア

機能面
人間工学に基づいた椅子であり、多数の人々から非常に快適だと認識されている。その理由として、ユーザー・使用環境に応じて細かく調整できるカスタマイズ機能が挙げられる。これにより、一般的な体格である99%の成人であれば男女を問わず快適なデスクワーク環境を実現することができる。
実際に座るとトランポリンのような弾力のある座面に加え、一般の低価格チェアにはないフワリとした不思議な感覚のリクライニング機能を体感できる。それと同時にしっかりと骨盤を受け止める構造となっており、長時間座っても疲れにくくなっている。さらにメッシュ素材の座面を採用したことにより、夏場でも蒸れることなく快適に座ることができる。また、回転時やリクライニング時においてもガタつきのないしっかりした構造となっている。
自動車のシートのように姿勢を矯正するため、リラックス用途を重視するユーザーにとっては窮屈に感じる場合がある。またフレームにネットを取り付ける構造をとるため体型にあわないアーロンチェアを選択している場合は膝の裏側や背もたれ部分のフレームが圧迫要因となり長時間の着座に堪えられない痛みの原因となることがある。このため不特定多数が利用する場面(会議室や休憩室、ネットカフェなど)にはあまり向かない。
アーロンチェアは「高機能オフィスチェア」であり、あくまで利用者個人の体型にフィットした製品を利用することを前提としており、また前傾時のワークスタイルを支援するのが狙いとされている。
その他
1990年代後期から2000年代初頭におけるインターネット・バブルの象徴であり、ビジネスの成功者や名士のオフィスに、さりげなく部屋に置かれたグラビアなどが多数みられた。テレビドラマなどにおいても成功者の象徴として、経営者役などの部屋にはアーロンチェアが置かれていることがある。
現在では、画期的なデザインのためニューヨーク近代美術館において、「永久コレクション」としての地位を獲得している。この椅子のための市場開拓に際しての障害について、Malcolm GladwellのBlinkに記載されている。
日本にて、通商産業省による1996年度グッドデザイン賞のグッドデザイン金賞のオフィス・店舗用品部門を受賞している。
長時間のデスクワーク作業を強いられる経営者やデザイナー、慢性的な肩こりや腰痛などの持病をもつ患者など、多くのユーザーに支持されるに至っており、高い満足度は口コミ・ネット掲示板などで広がっている。

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